私は大学のときからずっと家庭教師をしている。勉強を教えるのも好きなもんでして。
で、自分の子供らにも無理にやらせていた感が否めない勉強でした。壱茶が周りの友達から
「お父さんの勉強があるんよね」って言われてると聞いて我を振り返って猛省。
自発に任せるようになりました。
そんな中、亜門のルーティンワークなるものはおもしろい。
毎日、ピアノの練習をして終わったら、かけ算のパズルをするか、私にリクエストがくる。
「『誰が一番背が高い』作ってぇ!」
『誰が一番背が高い』というのは、私が家庭教師で小学生を持ったときに作ったちょっとした
ゲーム感覚に近い、国語と算数のエレメントを入れた問題です。
例えば、今亜門(保育園児)がやってるのは、
たかしくんは、やすしくんよりせがたかい。
やすしくんは、まさとくんよりせがたかい。
たかしくんは、たくやくんよりせがひくい。
だれがいちばんせがたかい?
という問題のレベルです。
これは、国語的な感覚で文章を読解しつつ数学的に考察する必要があります。
これの発展形で、各々の差を入れて基準の人の身長を具体的に書いて別の人の身長を求める小学生用、
平均を求める中学生用といったものがあります。
勉強を始める前の頭の体操にいいかと思って使ったりしてます。
亜門はこれが好きで、いつもクレヨン片手に絵を描いて解きます。問題を作る側としてはなかなか
手ごたえがあって楽しいですが、さすがに毎日だと正直私がしんどいです。
そんな亜門も、やっと楽譜を見ながらピアノを弾くようになってきました。
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